人気ブログランキング | 話題のタグを見る

~ハウス・フォレストの記録~ ノート18

「なぁ、スバル」
「なんだ?」
オペラはさっきの話をまだ気にしていた。
「さっきの話、気にならないか。」
「たしかにね。なにを隠してるんだろ。」
「帰ったら、フーコさん達に聞いてみるか。」
オペラは竜を走らせながらいった。

二人は巡礼の道へ出た。
スバルの竜はまだ成長していない。
薄い赤い色をしている。
「インプレッサさ。かっこいいだろ。」
オペラは少し笑うと精霊を探した。
「そいつもステップ2にならないとな。」
スバルはいろいろとオペラに教わった。

そろそろ制限時間も終わるというころ、スバルの竜が成長の兆しを見せた。
インプレッサは光に包まれて、最後に強い光を発した。
二人が見ると、インプレッサは
四足歩行で肩から突起のようなものが出ていた。
力型の竜だった。
「おおおお~」
スバルは少し感動してみていた。

二人が出撃ピットに帰ると、ちょうどルドルフがきていた。
「やぁ。がんばってるかい?新入り君。
せっかくだからこれをあげよう。」
ルドルフは二人に精霊丸Sを4つもくれた。
「ありがとうございます。 あの、一ついいですか・・?」
オペラはココがチャンスとばかりに聞いた。
「なんだね?」
「あの、『緑の風』といわれた竜使いはどんな人ですか?」
「・・・・・。 その話題はやめようじゃないか。
まぁ、いつか話せる日も来るかもしれないね。」
オペラは不審そうにみた。
「あまり聞かないほうがいいよ。」
ルドルフはそういうと、強そうな竜に乗って出撃していった。

二人は帰ってからフーコに聞いたが
「私は、しらないわ。私のくる前の話でしょう。」
と、興味のなさそうな返事だった。
ミカエルにも聞いてみたが・・・・
「その話はできないよ。本人が噂などにしないでくれ
ということで引退したんだよ。
きっと、誰も話してくれないんじゃないかな。
気にしないほうがいいよ。 さ、ご飯にしようか。」
二人は不機嫌そうにご飯を食べ、ベットに横になった。

by mikaeruk2 | 2004-12-20 20:32 | 読み物(?)

<< メリークリスマスw HP or ブログ紹介 No.... >>