~ハウス・フォレストの記録~ ノート7
2004年 11月 21日
ピットから外に出ると、目の前に精霊の塔が見えた。
そこに、ゲートのようなものがあり、水色の光をはなっている。
「あのゲートを越えたら、もう私達の住む世界じゃないわ。
時代も、場所もばらばらな場所に飛ぶの。
常識は通用しない・・・」
フーコが続きを言おうとすると、出撃ピットから誰かが出てきた。
ミユナと同じ髪色をし、顔にはマーキングのようなものがされている女性。
その女性が乗っている竜は真っ黒で、模様が赤く光っている。
「キ、キリコさん。 さ、横によけるのよ。」
フーコはそういって、オペラとともに横によけた。
「フン。新入りか。この間の奴みたいに1週間で逃げ出すんじゃないだろうな。
まぁいい。 これをやろう。」
キリコはオペラに何かを投げつけた。
竜カードだ。
「いらないなら、捨てておけ! ではな。
マー・クァー・シェン。」
そういうと、さえない男をつれ、ゲートの中へ入っていった。
「キリコさん、かっこいいわぁ~。
あ、彼女はキリコさん。竜使いランキング1位の天才よ。
かっこいいわよねぇ。同じ女でもあこがれちゃうわぁ~。」
「あの・・・・・」
オペラが、なにか言おうとしたとき、フーコは急にカウントダウンを始めた。
「10・9・8・7・6・5・・・4・・・3・・・2・・・」
そこまで言ったとき、ゲートからキリコと男が出てきた。
そして、出撃ピットへ帰っていった。
「え?」
オペラは混乱した。
「さ、いくわよ。ん、どうしたの?」
「い、今の人、さっき入ったばっかりですよね?」
「この先は、こっちとは時間の流れが違うのよ。
制限時間ぎりぎりまでいても、こっちでは5・6分しかたってないの。
不思議でしょ。 さっきも言ったとおり常識は通用しないのよ。
油断したらやられるわよ。
不思議なことに、死体は出てこないのよ・・・ほとんどの場合ね。
行方不明ってやつ。 一体どうなってるのかしらねぇ。
あ、でも、このレンタ竜はステップ3だし、試験の精霊は雑魚同然よ。
大丈夫。」
「ステップ3?」
「ええ。進化が3段階目 ということよ。 さ、いくわよ。」
二人はゲートをくぐった。
神殿のようなきれいなところだ。
その先は、前方・左右にゲートのようなものがあった。
ゲートはなんの光も放っていない。
「まぁ、とりあえず、ここで竜を走らせたりしてごらん。
慣れてきたら声をかけてね。」
オペラは竜使い心得を読み、
竜に意思を伝える、2本の竜の角を動かした。
右に回るように指示するとちゃんと動いてくれる。
自分の思ったとおりに動いてくれる。
オペラはちょっと感動した。
「じゃあ、進みましょうか。」
フーコは左のゲートの前に立った。
そして、オペラに何かを投げてよこした。 木の枝?
「それは希望の枝。見ての通り、ゲートの封印をとくものよ。
それをゲートの前で振りかざしてみて。」
オペラが言われたとおりにすると、ゲートは水色の光を放ち始めた。
「ココからが本番よ。」
二人はゲートの光のなかに身を投げた。
そこに、ゲートのようなものがあり、水色の光をはなっている。
「あのゲートを越えたら、もう私達の住む世界じゃないわ。
時代も、場所もばらばらな場所に飛ぶの。
常識は通用しない・・・」
フーコが続きを言おうとすると、出撃ピットから誰かが出てきた。
ミユナと同じ髪色をし、顔にはマーキングのようなものがされている女性。
その女性が乗っている竜は真っ黒で、模様が赤く光っている。
「キ、キリコさん。 さ、横によけるのよ。」
フーコはそういって、オペラとともに横によけた。
「フン。新入りか。この間の奴みたいに1週間で逃げ出すんじゃないだろうな。
まぁいい。 これをやろう。」
キリコはオペラに何かを投げつけた。
竜カードだ。
「いらないなら、捨てておけ! ではな。
マー・クァー・シェン。」
そういうと、さえない男をつれ、ゲートの中へ入っていった。
「キリコさん、かっこいいわぁ~。
あ、彼女はキリコさん。竜使いランキング1位の天才よ。
かっこいいわよねぇ。同じ女でもあこがれちゃうわぁ~。」
「あの・・・・・」
オペラが、なにか言おうとしたとき、フーコは急にカウントダウンを始めた。
「10・9・8・7・6・5・・・4・・・3・・・2・・・」
そこまで言ったとき、ゲートからキリコと男が出てきた。
そして、出撃ピットへ帰っていった。
「え?」
オペラは混乱した。
「さ、いくわよ。ん、どうしたの?」
「い、今の人、さっき入ったばっかりですよね?」
「この先は、こっちとは時間の流れが違うのよ。
制限時間ぎりぎりまでいても、こっちでは5・6分しかたってないの。
不思議でしょ。 さっきも言ったとおり常識は通用しないのよ。
油断したらやられるわよ。
不思議なことに、死体は出てこないのよ・・・ほとんどの場合ね。
行方不明ってやつ。 一体どうなってるのかしらねぇ。
あ、でも、このレンタ竜はステップ3だし、試験の精霊は雑魚同然よ。
大丈夫。」
「ステップ3?」
「ええ。進化が3段階目 ということよ。 さ、いくわよ。」
二人はゲートをくぐった。
神殿のようなきれいなところだ。
その先は、前方・左右にゲートのようなものがあった。
ゲートはなんの光も放っていない。
「まぁ、とりあえず、ここで竜を走らせたりしてごらん。
慣れてきたら声をかけてね。」
オペラは竜使い心得を読み、
竜に意思を伝える、2本の竜の角を動かした。
右に回るように指示するとちゃんと動いてくれる。
自分の思ったとおりに動いてくれる。
オペラはちょっと感動した。
「じゃあ、進みましょうか。」
フーコは左のゲートの前に立った。
そして、オペラに何かを投げてよこした。 木の枝?
「それは希望の枝。見ての通り、ゲートの封印をとくものよ。
それをゲートの前で振りかざしてみて。」
オペラが言われたとおりにすると、ゲートは水色の光を放ち始めた。
「ココからが本番よ。」
二人はゲートの光のなかに身を投げた。
by mikaeruk2 | 2004-11-21 18:04 | 読み物(?)