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~ハウス・フォレストの記録~ ノート3

二人も、ドアを見た。
そこから入ってきたのは、美しい金髪が肩まで伸びた少年だった。
深く、それでいて透き通っている不思議な青い瞳で二人を見ている。
ルドルフは二人の隣に立ち、話し始めた。
「ああ、紹介しよう。今日からここで生活する、
オペラ君とスバル君だ。」
オペラは頭を下げた。スバルはそれを見てあわてて頭を下げた。
ルドルフは続けた。
「この人は、ミカエル
この、ハウス・フォレストの管理人をしている。
料理の腕はハウス・ヘブンのカーヤに勝るとも劣らないほどだぞ。」
ルドルフは少々棘のあるような言い方だった。
「初めまして。ミカエルです。
あ、じゃあまた買い物に行ってこなきゃ。
二人分の材料を買ってこないと。
では、またあとでゆっくり話しましょう。」
ミカエルは頭を下げると、また出て行った。
「い、今の人がさっきいってた・・・」
オペラはルドルフに聞いた。
「いや、彼は今言った通りここを切り盛りしている。
さっきいってたのは・・・・」
そのとき、ドアが開いた。
「ただい・・・・
!!
ル、ルドルフ、なんでここに?」
三人はいっせいにそっちを見た。

by mikaeruk2 | 2004-11-20 19:25 | 読み物(?)

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